デザインに対してなぜ芸術的感覚を求められるのか、デザインと芸術をどう分けるべきか、もしくは分けないほうがいいのかなど、芸術とデザインについて考えてみました。
デザインについて
- デザインと言っても意外と範囲が広い
- 何が一般的か、モノサシとなる基準を知っておく必要
- デザインの基礎の部分というのは、どういう層の人にどう感じてもらえるかという感覚を持っているかということ
芸術について
- 芸術とは有っても無くても生活に支障はないが、願望や思想を形にするという意味において歴史的、文化的に人々に大きな影響を与えている
- カンディンスキーやパウル・クレーは難解で、どういう想いを形にしたのか
- 写真で撮影して実物とは違う色や大きさで見た作品は、もはや作品そのものではない
- 神のような絶対的な美の判断によって金額が付けられているわけではない
デザインと芸術の境界について
- デザインの場合は、ある程度決められた範囲の中でモノづくりを行うため、制作にかけた人件費や時間、相場をもとに作った本人及び団体が決める
- デザイナー及び芸術家は正当に評価されて欲しい
まとめ
- 写真の業界で言うと、写真家が芸術に近く、カメラマンがデザイナー、フォトグラファーがその中間といえるかもしれない
- 仕事においては、どこからが芸術でどこまでがデザインかを意識することは重要