日本で音楽、絵、カメラのいずれかの趣味を持つ人に出会う機会が多いのですが、台湾では未だに数えるほどです。台湾での文化的な趣味の印象をお話ししたうえで、なぜ広がらないのだろうかということについて考えてみました。
オタクのイメージについて
- 作り上げられたオタクのステレオタイプを追いかけている人が多い
- 台湾でもオタクの言い方があり、「宅(ザイ)」という
- 自分から先に「オタクだよ」と言うこともある
- 特に男性はスポーツのような活動的なイメージに惹かれる
台湾での音楽の趣味
- 演奏ではピアノや管楽器が多い
- バンド系やDJ系は少ない
- ピアノは金銭的ハードルが高い
- 管楽器はクラブ活動で盛んというほどでもない
台湾での絵の趣味
- グッズにしてフリーマーケットで売る
- 犬猫のキャラクターが多い
- 絵の良しあしを判断するのは難しい
- 趣味の絵については日本と比べて成熟しているとは言えない
台湾でのカメラの趣味
- 鉄道や動植物を撮るために高価な機材をそろえる場合
- SNSでポートレートを公開する場合
- カメラは機械の性能に左右される部分が大きい
- 日本のようなカメラ女子と呼ばれるような気軽さはない
まとめ
- 運動部と文化部の二極ではない
- 運動をしながらでも文化的な趣味は極められる
- まずはコミュニティを築くことから、もしくは参加すること