台湾の大学を卒業して中国語が流ちょうであることが就職に有利になるのか。技術も語学も自信がないが中途採用でも雇ってくれる台湾企業はあるのか。日本人が台湾企業で働く際に求められるスキルや素養について考えてみました。
台湾の大学から就職
- 日本人留学生は2019年で4,894人(8位)
- 英語圏(アメリカ、オーストラリア、カナダ)が圧倒的に多い
- 中国語圏への留学生が増えている
- 英語ができるというわけではない
- 大学院まで行く人が多い
- 就労ビザの場合、日本人は日本円で15万円くらいが最低。台湾の大学卒業の場合は10万円くらい
- 日本の大学を卒業した場合と比べると、日本語レベルに差が生まれやすい
- 仕事にもよるが、会社に入ってからは書くことが多い
- 日本人なのに日本語能力に難ありと思われたとしても、くじけないで欲しい
日本人として求められる素養
- 一般的なマナーや話し方、トレンドについて学習というよりも自然に身に付いている
- 日本語能力に優れた台湾人より日本人を置きたいと思っている
- 大半はデザインを再現できる技術があるかどうかが重要
- お金になるデザインが重要となるため、かならず日本人デザイナーでなければならないという場面は限られてくる
- 台湾ではスマートフォンアプリ関連のデザインが多い
- アプリは少人数でスピード重視の開発が多く、あまり人にお金をかけられない
中国語が堪能であるだけの日本人は必要ない
- 中国語が堪能な日本人より、日本語が話せる台湾人の方が圧倒的に多い
- どれだけ中国語が堪能でもプレゼンになると思い通りに話せなくなる
- 日本に関わる仕事がしたいと日本語を一生懸命勉強している台湾人と仕事を取り合う
意外と求められる英語人材
- 香港、シンガポール、アメリカやヨーロッパなどの外国企業が多い
- 英語ができる優秀な人材であれば国籍は問われない
- 英語で仕事をしていたというキャリアが転職でも有利になる
- 英語プラス日本語プラス、日常会話程度で中国語ができる場合は、未経験でも採用してくれる会社が見つかるかもしれない
- 念のため英語を身に付けておくことをお勧めする