ポッドキャストとブログを続けて思うこと

台湾の彼と日本の僕というタイトルでポッドキャスト番組とブログを更新し続けて1年以上が経過しました。ゲイや台湾というキーワードを中心に扱ってきて気付いたこと、アクセス解析をもとにまとめてみました。

Google Analyticsによる調査結果

台湾:日本=4:6

日本語で日本人に向けて記事や番組を作っているため、日本からのアクセスが圧倒的に多いと思っていました。しかしここ3カ月の統計では台湾からのアクセスが40%になっています。さらに最近は徐々に台湾ユーザーが増え、台湾:日本=4:5に近づいています。

iPhoneユーザーの圧倒的な割合

ポッドキャストとして公開しているからなのか、iPhone・iPadユーザーが7割近くを占めています。PCでの閲覧は15%ほどなので、移動しながらや作業をしながら聞いている方が多いようです。

更新の狙い時は昼食時と寝る前

アクセスが多くなる時間帯はかなり偏っていて、12時~1時前後の昼食時と10時~12時の寝る前にアクセスが増えています。平日は特に昼休みにアクセスが多く、週末は分散しています。更新はみなさんがスマホを触りだす時間帯を狙った方がよさそうです。

原因不明の人気記事

台北MRTでの飲食禁止に関する記事が安定的な人気があります。原因は分かりません。検索して訪れるユーザーが多いようです。試しに「台北 飲食禁止」というキーワードで調べてみると1番目に出てきました。MRTや電車のようなキーワードが無くても引っかかるとは驚きです。こういう記事を財産として育てていきたいと思います。

ポッドキャスト番組について

情報を台湾>ゲイにした結果

番組冒頭で毎回ゲイと言っているのですが、ゲイ的なコンテンツを少なめにしているので、「台湾情報番組」としてのリスナーが多い印象です。「台湾+ゲイ」という組み合わせのポッドキャストが今のところないために、ニッチなポジションを確保しながら、台湾というメジャーなジャンルもカバーできているということになります。

ゲイを題材にする上での壁

ネットの世界でのゲイや同性愛というキーワードは既に擦れ始めている印象があり、それだけでのインパクトは弱いかもしれません。パーソナリティがゲイであるというだけで珍しがられることは徐々になくなっていくため、何か他に強烈な個性やテーマが必要になってきます。ゲイとは性的指向なので、どうしても性的な要素を増やさないと話題の消費が早くなります。そう考えると、今後年齢制限という壁を超える際には扱いにくいテーマかもしれません。

マイナーメディアとしてメジャーでありたい

Youtubeというメジャーで既にマネタイズの実績があるメディアがありながら、ポッドキャストを選ぶのは、映像を作る大変さや顔を出したくないという条件以上に、あくまで自分の作りたいものが作れるからという意思があるはずです。Youtubeのように無差別に公開されるプラットフォームであると都合が悪いという考えが多少あるかもしれません。
とはいっても「たくさんの人に聞いてもらいたい」という思いがモチベーションであり、「誰も聞くな」「知っている人だけでいい」 というのは本音ではないはずです。

ポッドキャスト+ブログの相性

ポッドキャストリスナーはスマホを持って真っ先にYoutubeを見始めるユーザーと違い、よりその内容やパーソナリティに興味や親近感を抱いていると思います。そのため情報は狭く深い物が好まれ、場合によってはブログの記事によってリンクや写真など情報を補足する必要があります。あまり知られていない情報をリスナーだけで共有できる一体感がポッドキャストでは大切だと思うため、ブログとは相性がいいと言えます。

さらに、現状ポッドキャストだけでマネタイズの手段がないため、ブログにてアドセンスやアフィリエイトの部分を実現できます。