台湾でゴキブリが出にくい住宅を探す

以前にゴキブリと闘う方法について記事を書きましたが、今回はゴキブリと遭遇しにくい住宅について考えてみました。今までの経験をもとにした推測ですので、必ず出ないというわけではありませんが、ゴキブリ恐怖症の方は参考にしてみてください。

ゴキブリが出にくい場所

夜市や飲食店から遠い

台湾グルメが好きな日本人は特に気を付けてください。夜市はゴキブリにとっては天国のような場所です。営業している時間帯はゴキブリが人前に出てくることはあまりありませんが、屋台の営業が終わる0~1時頃以降に人気がなくなると一気に食料を求めて外に出てきます。とにかく暗く狭い所を求めてあちこち隙間に入っていきます。よほど気密性のある家でないと、その侵入を防ぐことはできません。そのため夜市や飲食店街の近くに住むということは、便利であると同時にゴキブリと縄張りを共にするということを認識しなければなりません。

ペットショップや大量の犬を飼っている家を避ける

台湾では犬を飼っている人が多く、必然的にペットショップもたくさんあります。動物のにおいというのはゴキブリを呼び寄せる要因になっています。毛や糞は絶好の餌です。ペットショップはまだ衛生に気を遣っていると思いますが、放し飼いなのかよくわからないくらいにたくさん飼っている家では掃除もままならず、ハエやゴキブリが繁殖してしまいます。

高いところに住む

これはかなり有効です。できれば4階より上がいいと思います。ゴキブリというのは他の虫のように長い間飛ぶことはありません。一部の種類を除いて、むしろ最終手段と言ってくらいに飛びません。台湾のように暑いところでは体が大きくなり、動きが比較的鈍いため、高いところに上ることは稀です。チャバネゴキブリの場合は小さく、段ボールやタンスなどに潜んでいますので、引っ越しの際にくん煙剤などで追い出してから運ぶようにすれば、高所で繁殖する可能性は低いはずです。

ゴキブリが侵入しにくい家

排水周りをチェック

ゴキブリの侵入経路として見落としがちなのが排水管です。最も繁殖している下水に直結しているのが排水管で、日本では信じられないかもしれませんが、ここからの侵入がほとんどです。賃貸を探して内見する際は排水溝や排水管周りをチェックしてください。浴室の排水口であれば、穴が大きいと水が流れやすいのですがゴキブリが入ってきやすいということです。ベランダがある場合、雨水などの排水管があれば、そこからの侵入もあります。

共用部分の清掃が行き届いている

アパートの場合、階段やエレベータ、駐輪スペースやゴミ置き場の清掃が行き届いていると、格段にゴキブリ遭遇率が減ります。住人が生ごみを夜中にドアの外に置いてしまっているのもNGです。実はこういう厳しいアパートというのがあまりないため、ゴキブリ大歓迎となっています。

まとめ

とにかくゴキブリを誘引するようなにおいを発生させる要因がないことです。
それでもゴキブリが出てきてしまったら、1年取り換えの必要がない【フマキラー ゴキブリ用駆除剤 ゴキファイタープロ】などで常に迎撃できる体制を作っておきましょう。

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