台中一人気のある火鍋屋といえば輕井澤。その人気の理由について考えてみました。台中で晩御飯を食べる機会があるなら、試してみてください。
台中市内で4店舗。予約必須
2019年2月現在、台中市内に4店舗あります。どの店舗も週末ともなればかなりの人気で、30分以上待つことになります。中国語ができる方がいれば、事前に電話で予約してから行くことをお勧めします。もし予約できない場合は、直接店に行って席を押さえてから、それまで他のところで時間をつぶしましょう。平日であれば、店によってはあまり待たずに済むかもしれません。いつも店の前には人があふれかえっているイメージで、家族や同僚、友達同士などグループで訪れます。
メニューについて
その店名の通り、和風鍋を目指しているようですが、日本人から見てみれば「台湾火鍋」です。大きく昆布だしの鍋とすき焼きの2種類で分かれており、どれを選んでも野菜はほぼ同じで、肉や魚などメインを何にするかを選びます。すき焼きと言っても日本のものと違い、少々甘辛い風味の鍋で生卵はつきません。白ご飯と甘い紅茶がセットでついてくるのですが、追加料金で滷肉飯(ルーロウファン)やうどんなどに変更できるそうです。
基本の鍋だけでもかなりのボリュームなのですが、それでも物足りない方は、追加の具を注文することができます。火鍋屋では定番ですが、つけダレは数種類の中から自由に選んで調合できます。
個人的な感想
実際のところ味はどうなのかというと、可もなく不可もなくという印象です。野菜のキャベツが多くて、全体的にものすごくボリュームがあるように見えるのですが、肝心の肉や魚が思ったよりも少なくて、野菜でお腹いっぱいになってしまいます。特に牛肉は紙のように薄くて、「肉を食べたなぁ」という感覚はあまりありません。とはいうものの、1人前で日本円1000円以内なので、他の店と比べると満足できます。店員が常に紅茶を新しく持ってきたり、スープを足したり、最後には果物酢のシャーベットを持ってきてくれるので、プチ贅沢を味わえます。