台北捷運(MRT)での飲食禁止について詳しく調べてみた

台北の地下鉄では飲食禁止と聞いたことがあるけど、駅のホームと電車の中だけなのか、何がダメで何がOKなのか、実はあまり詳しく知られていません。現状について調べてみました。

規定の内容とは

大衆捷運法第50条第1項第9款によると、MRT飲食禁止エリア内での飲食ガムや檳榔(びんろう)を噛むことが禁止されており、1500元以上7500元以下の罰金が科せられます。ということで、ガムをかむだけでも5千円以上の罰金を払うことになるため、紛らわしい動作も控えた方がいいかもしれません。
飴はどうなのかという議論もあるのですが、ガムや檳榔と同じような扱いになり、禁止であるとされています。そのため、咳が出やすくトローチをなめる場合でも、見つかれば規定違反と判断されることもあります。

飲み物を買ったまま乗り物に乗るときはカップホルダーが便利です。日本にも売っているので持って行ってはいかがでしょうか。台湾では保温・保冷できるものは少ないのでおススメです!

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飲食が許される例外区域がある

現段階では台北内の32駅(忠孝新生、市政府、國父紀念館など)で、黄色い線に「進入本區,禁止飲食」と書かれている場合、その線を越えなければ飲食しても構わないそうです。これから徐々に飲食可能なエリアを増やしていくそうで、なぜ緩和されていくのか理由は不明です。

この線以降は飲食禁止エリアです

子供はどうすればいいの?

5歳以下の子供に対しては、必要な場合に水やミルクを飲ませたり、お菓子をあげて落ち着かせることが許されています。しかし、このことが市民に浸透しておらず、「子供への教育がなっていない!」と注意する人もいたそうです。
子供が泣き止まず冷たい目で見られ、お菓子をあげても冷たい目で見られると、子供を連れてMRTに乗れなくなりそうです。この問題が早く解決することを望みます。

5歳以下への水分補給はOK

鉄道、バス、新幹線について

  • 台湾鉄道:弁当が売られているくらいなので、飲食可能です。
  • 市内バス:飲食禁止です。飲み物は手に持っていても構いませんが、口を付けないようにしましょう
  • 長距離バス:都市間をつなぐバスの場合は飲食できるようです。ゴミは持ち帰りましょう。
  • 台湾高速鉄道(新幹線):台湾鉄道と同じく、弁当食べながらの電車旅大歓迎です。