台湾で起きた列車の脱線事故について振り返る

2018年宜蘭で発生した脱線事故以前にどんな事故があったのか、1980年代以降の鉄道事故について調べました。

1981年3月8日:新竹駅-竹北駅間

特急が脱線して河に落ち、30人死亡130人重軽傷。

1991年11月15日:高雄駅発の行経山線

特急に急行が側面から衝突して、30人死亡112重軽傷

1994年3月18日:大肚-龍井間

踏切を通過中のトラクターと衝突し、前3両が脱線。9人死亡24人重軽傷。

1997年4月3日:台中烏日周辺

高雄発の特急が石材運搬車と衝突し2人死亡60人あまり重軽傷。

2007年6月15日:宜蘭大里駅付近

試験運転中の車両が信号を無視して高速走行。前の車両に衝突して5人死亡18人重軽傷

2012年1月17日:特急タロコ号桃園埔心駅付近

石材運搬車に衝突し断線。22人が重軽傷を負い、車掌が死亡。

2013年8月31日:枋山一番と二番トンネル間

土石流により脱線。17人重軽傷。

2015年11月6日:彰化二水惠民路

踏切を走行中のトラクターに追突し、炎上。9人が重軽傷。

2016年7月7日:新竹-基隆間の区間急行

台北松山駅にてスーツケースが爆発し25名が重軽傷。

印象としては特急ばかりが事故に遭っています。各駅停車は速度がゆっくりなので事故に遭いにくいのかもしれません。 必ずしも列車側の原因による事故だけではありませんが、 前方不注意が原因だとすれば、改善を望みます。