台北-台中間の交通としてバス、電車、新幹線のどれが最適?

台中へ行ってみたいけれど、遠そうだし、いくらかかるか分からないからという理由であきらめていませんか?バス、電車、新幹線の3つの手段でそれぞれのメリットデメリットについて説明します。

電車で移動する

電車は4種類

  • 區間車:各駅停車(3時間以上)
  • 莒光:急行(約2時間15分)
  • 自強:特急(約2時間15分)
  • 普悠瑪:超特急(約1時間35分)

自強」は縦断する長距離特急で、台中と台北間に関しては「莒光」と時間や料金にさほど差はありません。よほど電車好きでもないかぎり「區間車」に乗るという選択肢はないでしょう。急いでいるのであれば「普悠瑪」が便利です。

料金の違い

  • 區間車:241元
  • 莒光:289元
  • 自強:375元
  • 普悠瑪:375元

実は料金に関してさほど大きな差はありません。そうなると、一番早くてお得なのは普悠瑪になります。ただ普悠瑪に関しては1日数本しかありません。

電車のメリット

電車好きなら迷わず台湾鉄道を利用しましょう。指定席を予約すれば、台北の便利な場所から台中の中心地へ乗り換えることなく到達できます。

電車のデメリット

駅は混むことが多く、大きな荷物を持って階段を上がったり下がったりするのが面倒です。日本人観光客にとっても予約が難しいので、台湾初心者にはおすすめできません。

バスで移動する

長距離バスは「客運」と言います。台中台北間は4社あり、値段・サービスが違います。

國光客運

ピンクと青の柄が入った車体が目印のバス会社。乗った時の印象としては、時々壊れている座席があり、サービスもあまりいい方ではありません。台中まで定価290元と安め。

統聯客運

台北台中間のバスとしては最も大きく歴史も長い会社。バスは新旧混じっていて、運が良ければ無料Wifi・トイレ・USB充電がついてくる。定価は310元で事前に買えば280元になる。

和欣客運

車内が比較的きれいで、運転が丁寧なので、日本人観光客にはおすすめしている。必ずトイレとUSB充電がついており、座席がふかふかで快適。シートが2列か3列、時間帯によって値段が変わり、200~330元とずいぶんと値段が違う。

阿羅哈客運

長距離バスの中で一番豪華です。値段も385元と他社と比べてダントツで高いが、その代わりシートはとても大きく座席数が少ないため、非常に快適。十分に休みたいという方にとってはおすすめ。価格が高めのため、混んでいる時期でも予約が取りやすいのが特長です。

バスのメリット

電車のように重たいスーツケースを持ってプラットホームを移動したり、荷物の置き場所に困ることがありません。荷物を預けたら荷物の心配をする必要がなく、座席でゆっくり休めます。

バスのデメリット

かなりの長距離になると、狭い座席の場合は苦痛です。トイレがない場合は非常に不安です。

新幹線(高鐵)で移動する

新幹線のメリット

台北台中間を約1時間で移動できるため、急いでいる場合におすすめです。簡単に日本から予約できるのはお手軽です。

新幹線のデメリット

片道700元なので、バスや電車では1往復できる値段です。さらに大きな荷物を持っている場合は、予約した席までの移動が面倒です。台中に着いたら台湾鉄道の新烏日という駅になるため、市街地まで遠いのが難点です。

結論

2時間~2時間30分座ったままで寝たいのであれば、バスが快適でおすすめです。値段より時間を優先するなら新幹線が一番早く着きます。どうしても電車に乗りたいのであれば電車の一択でしょう。

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