タピオカミルクティーが好きな方は多いと思いますが、材料は何なのか質問されると意外と答えられないかもしれません。
原料は何なのか
スーパーで売っているタピオカの原材料を見たところ、「樹薯澱粉、水、焦糖色素」と書いてありました。これだけしか入っていないんですね。樹薯澱粉というのは「キャッサバでんぷん」というもので、キャッサバという名前の芋だそうです。家庭では片栗粉やサツマイモでんぷんで代用できるのですが、食感はもちろん違います。焦糖色素はキャラメル色素のことです。
なんで色んな大きさがあるの?
大きさの違いで名称が変わります。波霸(ボバ)は大きく食べ応えがあり、珍珠(ジェンジュ)はそのまま飲み込んでしまっても大丈夫なくらいの大きさです。飲料店の大手「50嵐」ではタピオカの大きさを選べます。
氷を入れて冷やした方がおいしい?
氷をたくさん入れてキンキンに冷やすと、タピオカの性質上固くなってしまいます。せっかく出来立てモチモチのタピオカであっても、その食感が十分に味わえなくなりますので、注文する場合は「少冰(氷少な目)」か「微冰(氷ほんの少し)」をお勧めします。
タピオカミルクティーはどこが発祥?
台中の春水堂が元祖と言われています。ただほぼ同時期に広まって、色んな店が元祖を主張し、真実は分かっていません。もともと紅茶の栽培が盛んな台湾中部であることは間違いないと思います。