台湾茶の世界は複雑そうというイメージがあるかもしれませんが、その数倍複雑と考えてください。専門に取り扱っているお店でもちょっとしたことで勘違いしてしまうこともあります。そんな危うくも楽しい台湾茶の世界をご紹介します。
テーマトーク
台湾茶という呼び名
・台湾茶はなぜ台湾茶?
・日本茶が他の国で売られていても日本茶
・売る側は明確に分けられない事情がある
・茶の木としては1つ
・緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の6種類
・台湾茶と中国茶の違い
・現時点で国が決める基準はない
・フランスのワインではAOCという原産地認定がある
・なぜあいまいになったのか?
烏龍茶
・もともと青心烏龍という品種から烏龍茶と言われている
・茶色い烏龍茶は焙煎している
・昔は真空包装のような保存技術がなかったため、焙煎する
・焙煎しない理由は何なのか
・焙煎も技術が必要
・コンテストの順位によって値段を決められる
東方美人茶
・発酵度的に言うとほぼ紅茶
・ウンカというセミの仲間
・新芽のみ使うので高級
鉄観音茶
・中国の苗木と製法を持ち帰って発展した
・台湾には木柵鉄観音がある
・猫空行った事がある人なら聞いたことがあるはず
・必ず焙煎する
紅茶
・日本統治時代に花蓮、台東、南投を紅茶の生産地として開拓
・土地を国有化する代わりに、原住民の生活する手段として茶畑を与えた
・アッサムの台湾茶もある
台湾茶があいまいになり、どう見極めるのか
・どこの茶葉で、品種は何で、どういう作り方かの定義をあいまいにできる余地がある
・タピオカミルクティー需要でさらに供給が追い付かない
・食全般に共通していることとして、一般消費と高級品の二極化が進む
・中間の価格帯が一番難しい
・台湾茶とはそもそも値段相応という買い方が難しいものと認識すること
・結論を申し上げると、極める道に近道なしです
・茶歴という言葉があり、どれだけお茶を飲んだかという経験値
CM
台湾台中市セレクトショップ「窩茶居 wochaju」
https://wochaju.com/service
エンディング
ハッシュタグツイートをご紹介します